「白山手取川ジオパーク友の会」研究成果発表会において環境科学科4年生が優秀賞を受賞
2017年2月25日
白山手取川ジオパーク友の会*では、白山手取川流域を主たるフィールドとして研究に携わる大学生、大学院生を対象とした研究助成事業を行っています。平成28年度の研究助成に採択された研究の発表会が、平成29年2月24日に白山市鶴来総合文化会館クレインで開催されました。県立大学から環境科学科4年生が2件の発表を行い、この中で「平成27年に手取川上流で発生した地すべりの地形解析と植生復元」について発表を行った田口真君が優秀賞を受賞しました。受賞の理由は白山山麓でのフィールド調査とそれに基づく実験結果が、地域課題を解決する上で基礎的にも応用的にも有用であることが評価されたものです。田口君は夏場に険しい山地での植生調査を多くこなしており、そうした調査の積み重ねが今回の受賞につながったものと言えるでしょう。
このことは、2月25日付け北國新聞朝刊で紹介されました。
*白山手取川ジオパーク友の会は、白山手取川の地形に関心のある団体や地域の人たちの交流を目的とし、白山市の協力を得て市内のボランティア団体や商工関係者が運営を行っています。