- 教育?学生
環境科学科の3年生が能登半島地震の被災地で現地実習を行いました
2024年11月11日
本学環境科学科の3年生36名は、「地形情報処理実習II」と「水資源利用学」の一環として、令和6年能登半島地震と9月の豪雨で大きな被害を受けた輪島市で現地実習を行いました。この実習では、実際に被災地を訪れ、災害が地域に与える影響を直接体感し、環境科学の視点から災害の発生メカニズムを理解するとともに、学びを復興支援にどう活かせるかを考える貴重な経験となりました。とくに、鳳至川流域では地震と豪雨の影響で多数の土砂崩れや洪水が発生し、農地に土砂や流木が堆積して稲作に大きな影響を与えている様子が見受けられました。また、震災と豪雨が重なったことで、輪島市内の住宅や商店が倒壊したほか、道路や橋、河川の護岸などが破損し、地域全体が依然として厳しい状況であることが強く伝わってきました。今後、学生たちはGIS(地理情報システム)を活用し、被害分析や復興支援に向けたデータ整備?解析を行う予定です。