- 研究トピックス
平成25年度農業農村工学会大会講演会で本学教員が受賞しました
2013年9月10日
平成25年9月3日~5日に東京農業大学において開催された農業農村工学会大会講演会で,本学教員の山下良平(環境科学科講師,地域計画学)が「里山の派生価値の経済評価に基づく地域活性化計画の診断」についての研究を発表し,農村計画研究部会奨励賞を受賞しました。また,藤原洋一(環境科学科准教授,水資源学)が「夏期の飽水管理が土壌環境と玄米品質に及ぼす影響」について発表し,優秀ポスター賞を受賞しました。農業農村工学会は,地球環境と自然環境を保全しながら,生産性の高い食料生産の基盤と快適な農村空間を整備?維持するために,多様な分野が連携して取り組んでいる学会です。学際的な組織でありながら,教育?研究分野をはじめ,行政職員,実務にあたる民間企業関係者が多数所属する大規模な学会です。
今回の受賞は,国内外の地域を事例として,農村地域の活性化や安定的な農業水利に焦点を当てた研究成果に対するものであり,これを契機に研究分野間の連携を強め,自然や社会の環境を学ぶ教育システムのさらなる充実を図りたいと思います。