- 研究トピックス
山下良平講師が地域政策研究賞(奨励賞)を受賞しました
2013年10月28日
?本学教員の山下良平講師(地域計画学)が「地方鉄道廃止後の沿線住民の交通行動と意識の変化に関する研究」という課題で、法政大学地域研究センター主催の「地域政策研究賞(奨励賞)」を受賞しました。この研究は、厳しい経営状況に置かれながらも、病院や買い物に関する移動など、一部の交通弱者の社会的福祉サービスへのアクセスを保証し、また住民の精神的な安心感、地域資源としての愛着の源になりうる農村地域の公共交通の存廃に注目したものです。本受賞課題における研究結果は、地域資源としての地方鉄道のあり方について住民の心理的な側面から評価したものであり、各地で見られる存続論議に対して有益な示唆を提供することが期待されます。
受賞論文は地域学研究 第42巻第4号に掲載されております。