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幻のサツマイモ「兼六」を響緑祭でPR
2013年10月30日
兼六は戦前の石川県で誕生したオレンジ色のサツマイモです。一時は全国に普及していましたが、栽培の難しさなどから次第に作られなくなり幻の品種となっていました。兼六イモの特徴は鮮やかなオレンジ色、強い甘み、しっとりとした食感で、特にオレンジ色を活かして料理の素材、和菓子や洋菓子などの原材料として利用することが期待されます。2015年春の北陸新幹線金沢開業を控え、兼六イモを石川県の新たな特産として普及させるため、本学食品科学科2年生有志が兼六イモを用いたパウンドケーキやパンケーキなどを開発し、響緑祭(10月26?27日)に出店しました。両日とも午前中で売り切れてしまうほど、幅広い年代の方から好評を戴きました。また当日は生産科学科3年生もオレンジ色の着物姿で加わり、食味比較のアンケート調査に協力してくれました。この調査結果は今後の研究開発に大いに活かされることになります。
なお、この取り組みは10月17日(木)付けの北國新聞に採り上げられました。
北國新聞記事
兼六を使ったパウンドケーキ |
響緑祭での販売の様子 |