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ハトムギ葉茎成分がもたらす潤い効果(化粧品開発展)
2020年2月12日
生物資源環境学部食品科学科の西本 壮吾准教授が令和2年1月20日から22日に幕張メッセで開催された化粧品開発展(主催:リード エグジビション ジャパン株式会社)に「ハトムギ葉茎成分がもたらす潤い効果」の研究成果を出展しました。ハトムギの実はハトムギ茶の原料になりますが,その葉茎には商品価値は見出されていません。西本准教授はJA能美からの依頼を受けて,ハトムギ葉茎に肌の保湿効果について研究してきました。その結果,ハトムギ茎葉抽出物が肌荒れを防ぐのに有効な皮膚の細胞内角化膜の形成に有効であること,ハトムギ茎葉の湯には肌の水分を高く保つ作用があること等を明らかにしました。この西本准教授の研究成果は、「ハトムギ葉茎に商品化の価値があることを示す」とのご意見を多くいただきました。なお,この展示は県内への企業誘致促進のための石川県商工労働部産業立地課の展示に協力したものでした。