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県大カフェ?キックオフシンポ「トキが舞う環境と調和した農業?農村づくり」を開催
2023年3月17日
3月1日、今年の夏に開店を予定している「県大カフェ」のキックオフとなるシンポジウムを大学会議室で開催しました。ライブ、オンライン合わせて61名の参加がありました。県大カフェは、大学が地域に根付いた教育研究を進めるため、地域の皆様に気軽に参加いただき、コミュニーケーションを深めることを目的に企画する連続セミナーです。
今回のテーマは「トキが舞う環境と調和した農業?農村づくり」で、里山保全のシンボルである「朱鷺」の放鳥に向けた取り組みが本格スタートするのを機に、環境と調和した水田農業のあり方や農村の機能を維持?継続について、能登を舞台に議論しました。
環境科学科長の一恩教授の基調講演の後、農業法人協会会長の佛田利弘氏や能登を代表して川原伸章氏が、加賀?能登における農業?農村の現状や将来方向について、生産者の立場からお話しくださいました。次に、国連大学OUIK研究員の小山氏が、子供たちへの環境教育の重要性について、また本学の上野准教授が、佐渡での取り組み事例をもとに大学等の研究機関との連携の重要性について、お話しくださいました。
その後、活発な意見交換が行われ、事後アンケートでは、60%が「とても満足した」と回答され、今後に期待する声を多数頂きました。