研究所?附属施設?センター
附属農場
現場で実践できる体験型フィールド
生物資源工学研究所に隣接した体験型の学びのフィールドが附属農場です。約2.6haの耕地と、9棟の温室施設、家畜実習棟で構成されており、学生たちはここで、野菜や花卉、果樹などさまざまな植物の栽培や収穫、また、家畜の飼育などを通して、教室だけでは決して経験できない貴重な体験をします。実際に生産にかかわりながら、最新の農業技術を幅広く修得することを目指しています。
(左)実際にトラクターを運転したり、精米をしたりなど、農業経営に役立つ実習も豊富です。
(右上)広々とした温室施設では、多種多様な野菜を栽培。
(右下左)さまざまな種類の花が咲き誇る温室施設。冬場でもすくすくと生長しています。
(右下中)育てた稲を用いて、環境への耐性や品質などを研究し、今後のアグリビジネスの発展に活用。
(右下右)温室で育った花卉の生育状況を細かくチェックし、今後の研究?開発に役立てます。
附属農場長ごあいさつ
フィールドワークを実践する教育?研究活動の場
附属農場長 関根 政実 教授
本学は「生物生産」、「食品」、「環境」それぞれの視点から、自然?生物?人間の健全な関係の構築を目指した教育?研究を行い、国際社会?地域社会に貢献できる人材を育成しています。附属農場は水田、畑、果樹園合わせて約3ヘクタールの耕地を有し、温室や家畜実習棟など実験実習施設も整備され、地元研究機関とも広く共同実験を展開しています。また、コース制導入に伴い新設されたLeafラボ1号棟には調理実習室があり、農産物の栽培、収穫、調理、食まで一連の実習が可能です。他にも家畜の飼育などを実践的に学ぶことができます。このような教育?研究を通して、環境負荷を低減する循環型の持続可能な農業の実現、農学の課題解決への寄与を目指します。
教員情報(実験農場)
附属農場の主な農畜産物
水田 | イネ |
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畑作 | ダイズ、ダイコン、ニンジン、ナス、ネギ、タマネギ、ハクサイ、キャベツ、ブロッコリー、スイカ、サツマイモ、ジャガイモ、トマト、キュウリ、花類 |
果樹園 | ナシ、ブドウ、リンゴ、モモ、クリ、カキ、キウイ、洋ナシ |
畜舎 | ヒツジ |