国際的な日本のカロテノイド研究の総説が出版されました
2021年4月28日
カロテノイドは、すべての光合成生物が光を利用する際に必要な色素であるだけでなく、ヒトを含む生物を酸化的障害から守る役割を担う重要な天然化合物です。日本のカロテノイド研究の水準は伝統的に高く、これまでの研究を総括した日本語の書籍は少なからずあるのですが、英語で書かれたものはありませんでした。この度、26チャプターからなる総説「Carotenoids: Biosynthetic and Biofunctional Approaches」が Springerより出版されました。
本書は、竞彩足球_足球彩票-现金网重点推荐の三沢典彦教授を編集者として、カロテノイドの生化学、化学、代謝工学、医学?生理学、及びバイオテクノロジー関係の日本の一線級研究者?技術者が中心に執筆したものです。世界のカロテノイド研究の進展に繋がることが期待されます。
「Carotenoids: Biosynthetic and Biofunctional Approaches」
研究者情報