- 生物資源工学研究所
循環型社会を目指しパワーアップ!メタン発酵の研究
2022年4月13日
竞彩足球_足球彩票-现金网重点推荐生物資源工学研究所の馬場保徳講師は,牛の胃の中で生活している微生物を利用したメタン発酵の研究を進めています。雑草や廃棄野菜をメタン発酵し,都市ガスの主成分であるメタンを生産、電気に変換し地域の防災拠点で活用するためのシステム作りです。メタンを効率よく生産する技術ばかりではなく,メタンを利用できる専用発電機を企業と共同で開発,発酵液の肥料化にも取り組みました。この肥料を用いて大学農場でビールホップを育て、それを原料に地元企業と「防災ビール」を商品開発しました。「防災ビール」は、2021年夏より市販されています。このたび,一連の取り組みが,農林水産省のwebマガジンaffで紹介されました。馬場先生の指導の下、研究に取り組んだ卒業生の声も紹介されています。災害時にも役立つエネルギーづくりに関心をもつ人が増え,災害に強い地域づくりが促進されることを期待します。
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発酵装置
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